日本トライアスロン連合設立30周年記念のご挨拶

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日本トライアスロン連合設立30周年記念のご挨拶
配信日:2024年4月16日(水)

日頃よりトライアスロンの普及と発展に多大なるご支援を賜り心からの御礼を申し上げます。

さて、公益社団法人日本トライアスロン連合(以下JTU)は、今年、設立から30年の節目を迎えます。
この競技が日本に導入された80年代前半には、81年の鳥取県皆生温泉での日本初の大会や複数の団体や同好会ができる中、85年にはストロングマン宮古島とアイアンマンジャパン琵琶湖でロングディスタンス大会、そして後にオリンピック実施距離となった51.5キロのジャパントライアスロンシリーズ天草国際大会が誕生しました。
この年に、世界・米国との連携を基盤とした日本トライアスロン連盟(以下JTF。会長:長嶋茂雄)、翌86年には、日本トライアスロン協会(以下JTA。会長:清水仲治)が設立されました。
JTAは複合耐久種目全国連絡協議会(84年)から全国トライアスロン協議会(85年)を経た団体です。

その後、両団体は、1989年に国際トライアスロン連合(ITU)設立に合わせ、統一団体に向けた日本トライアスロン委員会(JTC)を設置しITUへ加盟しました。
この数年間で国内トライアスロン界の大同団結を合言葉に全国統一への準備が進み、1994年4月16日に東京都内で設立総会が開催されました。
これにより、日本にトライアスロンが導入されてから14年を経て、日本のトライアスロンを代表する団体であるJTUが発足しました。

全国の都道府県のトライアスロン団体を代表する社員による設立総会では、理事・監事が選任され、初代会長には国際オリンピック委員会(IOC)委員であった猪谷千春氏が選任されました。
また、名誉会長には清水仲治氏(旧JTA会長)と長嶋茂雄氏(旧JTF会長)がそれぞれ就任しています。
JTU設立の94年は、2000年シドニーオリンピックでのトライアスロン競技正式採用が、IOCパリ総会(10月)で決まるというメモリアルな年となりました。

今年、設立から30年目を迎え、私たちは「トライアスリートのために!」という基本理念をさらに向上させるために、各種事業を展開してまいります。
2024年度から、米国や欧州のトライアスロン先進国と同様に、JTU主催・共催・後援大会に参加するすべての都道府県・学連登録会員のために
<トライアスロン安全保険>を付与する新たなチャレンジを始動しました。

今後もトライアスロンに関わる皆様とともに、新時代に向けた競技環境を整備し、国際的友好の促進に努めてまいります。
これら国内外での活動がスポーツを通じた国民の健康と福祉に貢献し、地域の振興に寄与できるよう日々邁進する覚悟です。

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